Q1 | なぜ3年保育より4年保育を推奨しますか? |
A | 幼児の言語習得が完成するのは大体6歳ぐらいとされ、その時期に脳の体系が80%形成されると言われます。この時期に第二外国語を学習することが、非常に効果的なのは言うまでもありません。特に母国語を話し始める2歳から3歳の年齢の幼児では、格段の差がついてきます。この年齢の子ども達はスポンジが水を吸うように英語を吸収し、4歳以降からとでは比較になりません。最年少児の1年間が加わると、リスニング力にも差がつき、やがては会話力の正確さにも違いが明白に現れます。更に年長になる頃には細かな表現力が身につき、読む力もかなり上級レベルになります。MSPは最年少時からのバイリンガルクラス入園を強くお勧めし、最年少児の2学期までのみの入園を受け入れています。この時期までに全員が入園すればクラスが早くまとまり、できるだけ高い英語のレベルまで到達することができます。スクールによってはどの時期からも、また、年少児以降でも入園を許可しています。しかし違った言語の環境に初めて入ると、その環境に適応するのにある程度時間を要します。随時英語が話せないお子様が入園するとクラスの到達レベルが低くなるのです。
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Q2 | 少人数制の理由は? |
A | バイリンガルクラスでは、先生1人が子ども3人から5人を担当することになります。
一般の幼稚園では先生1人に対して園児が30人という場合もあります。託児形式のプリスクールでも年中児以上になると、常時保育室にいるのは外国人講師1人というところもあります。MSPでは、必ず外国人講師とバイリンガル講師が2人以上で子ども達と一緒に活動し、一人ひとりたくさん英語が話せるように接していきます。少人数だとクラスの内容も子ども達のレベルに合わせることができ、やる気も伸ばせます。更に信頼関係を深めることができ、英語の上達だけでなく、子どもの情緒面、社会性など、人格形成の面においてもきめ細かくフォローできます。
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Q3 | 2学年のバランスクラスの利点は? |
A | MSPが全てのクラスにイマージョンプログラムを導入した際、より効果的な方法として、どのクラスも2学年の異年齢のメンバーで構成することを選択しました。英語が早く話せるようになる要因は先生だけではなく、年上のクラスメイトにもあるのです。小さい子ども達は年上の子ども達が話す英語をまねることにより英語を習得していきます。また年上の子ども達にとっても、自分達がリーダーとして率先して英語を使う機会を持つことができます。社会性や個性を伸ばしていけるということを加味すれば、この方法は小さい子ども達が言語を習得するための最適なスタイルと言えるでしょう。
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Q4 | モンキークラスとジラフクラスのカリキュラムの違いは? |
A | モンキークラスには、すべてのお子さまが一定のレベルに到達するためのレッスンカリキュラムがあります。これはジラフクラスに進級するために必要な会話力、リスニング力、リーディング力を養成するためのものです。そのため子ども達の活動のほとんどはネイティブの先生の指示により流れていきます。
ジラフクラスになると、個人個人の考えを反映した表現力を豊かにするためのグループ活動を多くしていきます。託児所形式のプリスクールでは、先生と子どもが個々で話すというスタイルが多くなります。この場合は子ども達の英語の上達度も個人の性格や英語のレベルによってかなり差が出てきます。MSPでは、先生の指示や説明を理解した上で、グループ活動を中心に全員が発言する機会を与えることにより、英語の上達が期待できるのです。
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Q5 | バイリンガルクラスを担当する外国人講師はどんな先生ですか? |
A | バイリンガルモンキークラスの担任講師は今年で12年目、ジラフクラスの担任講師は15年目のベテランです。加えて当講師たち自身、バイリンガルの子育てを経験している最中であり、幼児教育経験も豊富です。また日本人の保育有資格者と共に、言語領域を含む保育過程を見直して、独自の保育計画、月案、日案を自らが作成しています。幼児一人ひとりが1年間のカリキュラムのゴールに到達できるよう責任を持って指導します。
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Q6 | バイリンガルクラスの理念は? |
A | MSPでは英語の習得だけを目標とするのではなく、プリスクールとしてのプログラムを重視します。子ども達が日本の小学校に入学するまでの大切な幼児期に、日本語で保育するのと同じレベルでできる限りの社会性、創造性や個性を伸ばし、心身及び英語能力の発達を促すことを大きな目標と掲げています。この目標を達成するために、年齢と個の発達に添った保育目標と、個性や独自性を認め、伸ばすための設定保育で1日の活動を構成しています。2016年度松山市に、地域保育所(認可外保育施設)として登録しました。これにより教育課程を見直し、言語領域ではより高い英語コミュニケーション力の獲得を目指す保育を進めていきます。バイリンガルクラスの子ども達は発達とともに、自分の思いや考えを英語で伝え意思を持って活動し、幼稚園卒園時には日常会話が英語で支障がないレベルまで到達していくのです。
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Q7 | 子ども達は家では英語を話すのでしょうか? |
A | 最年少児の1年目は自宅でも英語を話すことが多いです。クラスで使い慣れたフレーズは自然に口から出てきます。おもしろいことに、子ども達が日常会話を英語でできるようになればなるほど、英語と日本語の環境の区別が明確につき始めます。保護者が英語を使わない限り、自宅で英語を使うことを嫌がり始めます。
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Q8 | どうして自分の子どもが日本語訛りのアクセントになるのでしょうか? |
A | 多くの保護者が自分の子どもの日本語訛りの英語の発音を心配します。どんなプリスクールに通っても必ずいくらかの日本語訛りの発音は含まれます。あえて言うなら、ある時期海外に住む場合にのみ子ども達が違った発音を覚えることになります。
当スクールもそのケースに当てはまるに過ぎないのです。MSPでは、発音における明瞭さを重要視します。はっきりとわかりやすく話せることがもっとも重要だと考えるからです。言語とはコミュニケーションの為のツールであり、明瞭に話す限り発音は問題ではありません。また、この点においては保護者との会話が、子ども達の英語上達へとつながるといえるかもしれません。日本語ではっきり話すことができる子ども達は、英語でもはっきりと話せるようになるのです。
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Q9 | 卒園後小学生になってからも続けて受講できますか? |
A | 小学生になると、バイリンガルクラスを卒園した子ども達と帰国子女の方、先生から推薦が入った方だけが受講できるクラスが高校生まで用意されています。まず慣れない日本語での小学校の授業、宿題、それからMSPでのレッスンをバランスよくこなせるよう手助けをします。バイリンガルクラスに通っていた時間より英語に浸る時間ははるかに短くなりますが、自宅でできるだけ英語の環境を持続できるよう絵本の貸し出しを毎週行い、本の要約や英語の詩の朗読、暗唱の練習をします。週2~3回のフォローアップクラスを受講することで、小学生になっても高度な語彙力や作文力をにつけ、更なる会話力のアップを目指します。
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Q10 | 毎月の保育料以外にどのぐらい費用の追加がありますか? |
A | 制服での登園はありません。園外保育時のみユニフォームを着用します。モンキークラス入園時で、ユニフォーム代 約7,000円、給食費1食320円、リーディング教材費用は年少児以降で年間8,500円程度かかります。その他で、園外保育時の費用が実費で請求となります。(プール利用料150円/回、体操教室受講料 900円/回など)
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Q11 | 預かりクラスやバスの利用はできますか? |
A | 預かりクラスは9:00~10:00の利用が可能です。単発・月極のどちらでも申し込みが可能です。スクールバスもご利用できます。(バスご利用には定員があります。)
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Q12 | まだ1歳で日本語もあまり出ないのですが英語を習うことによって日本語の習得が遅れることはないですか? |
A | 日本語の環境で成長する場合、大体1歳を目処に日本語の理解ができ、2歳ぐらいから発話をするケースが多いです。バイリンガルとして英語を習得させたい場合、日本語が確立する1歳から2歳の間にすでに英語のインプットがなされていることが不可欠です。一番必要なのは日本語と英語を聞く時間が同時にならないこと、日本語と英語のスイッチを明確にすることです。そのため1歳からのコアラクラス、2歳からのラビットクラスでは”No Japanese”の環境で、日本語を使わない環境に浸ります。日本語が遅れるどころか、集団生活に入り自立心や協調性が芽生えると、日本語も英語も両方が発達する環境になります。
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Q13 | 両親は英語が話せないのですが大丈夫でしょうか? |
A | 保護者の英語のレベルで子どもの英語の上達度が変わることは全くありません。確かに保護者の英語の理解度が高いと、子どもの英語のレベルの把握や、宿題などのフォローでは大いに役には立ちます。
MSPでは英会話に興味のある保護者のために、小さなお子さまと同伴でも気軽に受講できるファミリークラブ(英語サークル)があります。外国人講師や他の保護者と、簡単な英会話でコミュニケーションを取ることができます。このクラスでは両親が日本語でお子さまと話すこともできますし、担任の日本人スタッフとも日本語でコニュニケーションが取れますので安心です。
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Q14 | スクールの安全対策は? |
A | 当スクールは2004年に新築されました。建設時には地震対策で抗打工事をしています。また防災訓練を毎月行い、災害時の避難場所は徒歩3分のところ(高崎公園)にあります。消火器をそれぞれの階に設置し、ベランダには非常用階段も設置しています。また万一の事故に備えて幼稚園損害賠償責任保険に加入しています
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